まずは刺繍ワッペンにおいて、どこになんの材料を使うかを見てみましょう。
ここでは生地に刺繍して、ヒートカッターでワッペンを切り抜く方法について説明しています。

なぜフチの刺繍には熱で溶けない糸/生地は熱で溶ける素材を使うのか?
     ↓
ヒートカッター(熱ペンみたいな機器)でワッペンを生地から切り出すため。
★生地は溶けないと切り出せない
★フチの糸が溶ける素材だと、ヒートカッターをあてたときに溶けてワッペンがいびつになってしまう
(いびつというか、フチを破壊してしまうことも・・・)
フチに溶けない素材の糸を使えば、フチにヒートカッターを沿わせながら切り出せるのです♪

続いて、ワッペン裏に貼る芯(不織布)について ↓

裏にヒートハイボンがあることで、ワッペンがペラペラせずシャンとします(`・ω・´)
生地とハイボンを刺繍枠にセットして縫います。

【フチの刺繍におすすめの糸①】

ワイヤレーヨン120/5000m

光沢と発色がきれいなレーヨン糸。
ワッペンのフチ刺繍だけでなく、中の
柄部分に使用するのももちろんOK!

【フチの刺繍におすすめの糸②】

ワイヤS-55 40/2000m

コットンリンターから作られた、綿糸のような優しい風合いのキュプラ糸です。
光沢はありません。
素朴で温かい雰囲気のワッペンを作りたい方におすすめです。

【おすすめ生地①】

ニューポリエステルエンブロン

ワッペン生地の王道!?な織生地。
生地に光沢があるので、刺繍糸も
光沢のあるレーヨン糸を使うと
統一感ある仕上がりになります。

【おすすめ生地②】

ツイル生地

光沢のない、平らな生地。
細いラインや細かな柄の刺繍・
総刺繍のワッペンなどに。

※リンク先は「スーパーツイル」ですが、同カテゴリー内の「アーバンツイル」もワッペンづくりにお使いいただけます!

【おすすめ生地③】

フェルト

扱いやすさNo.1!
刺繍ワッペンづくりが初めての方は
フェルトから挑戦するといいかもです。

【おすすめ不織布】

ヒートハイボン

ワッペンづくりに欠かせない、
ヒートカットOKの不織布。リンク先は
2840P(白のいちばん薄いタイプ)に
なっています。

より厚い2870Pや2810P、また黒の
ヒートハイボンもございます。
ワッペンのサイズや色で使い分けて
みましょう(^^)

【オプション素材】

エルファン100ミクロン

いわゆるアイロンシートです。
ワッペン裏にこれを使うと、アイロンでワッペンを貼りつけられます。

お子様のおけいこバッグなどに、手軽にワッペンをつけたい方におすすめ。
(※洗濯頻度の高いものにはワッペンは縫いつけがベスト!)